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お客様事例「相続手続きお手伝いセンター大阪」

実際に当センターに寄せられた事例をご紹介

こちらでは実際に当センターに寄せられた事例をご紹介します。
相続のめぐるトラブルは長期化、複雑化する恐れがある一方、事前に計画的に行うことで回避できるトラブルも多く存在します。

case1父が亡くなった後に公正証書遺言が見つかりました。

case2父が生前に不動産の売却の契約をした後に相続が開始。


case1
父が亡くなった後に公正証書遺言が見つかりました。
遺族は、母、長男、長女です。
遺言書の存在は、父から聞いていましたが内容については相続開始後に知りました。
相続は、遺言書に従って行わないといけないのですよね?
解決ポイント

遺言書が存在しても、相続人全員が合意して遺産分割協議書で相続できます。
提案した遺産分割のポイントとして、

は、遺言を尊重しつつ、①二次相続(母の相続)対策②相続財産に収益物件が

あるので、その所得税対策を加味しました。

解説

●相続財産●
自宅(土地、建物)父、母、長男家族同居
月極駐車場(土地)
賃貸アパート(土地、建物、借入金あり)
預貯金、有価証券ほか
相続財産とは別に、母所有(実家からの相続)の賃貸アパート(土地、建物)

【二次相続対策】
一般的に配偶者の軽減をフル活用して相続財産の50%又は1億6千万円を配偶者が相続するケースが多いです。この案件では、母が賃貸アパートを所有されていて、その収益も母の預金でありましたので一次二次相続シュミュレーションをすると、一次二次の相続税合計額の最小額が35%位でした。母の相続割合を40%位になるように分割しました。
賃貸アパートには借入金があるので長男が相続しました。借入金返済=相続財産の増加となるからです。
自宅は、母、長男の共有で相続し、長男で小規模宅地の減額を選択しました。
長女には預貯金のうち一部相続し、長男は相続税額相当額を相続し、残りの預貯金は母が相続しました。
長男家族は母と同居ですので、生活費、孫の教育費等を母に負担してもらい、母の預貯金を減らし、長男は給与、不動産所得のうち本人に負担義務があるもの(例えば、生命保険料)以外預金に回してもらう様にお願いしました。

【所得税対策】
母の所得は遺族年金(非課税)と実家からの賃貸アパート収入。
長男の所得は給料と賃貸アパート収入。不動産所得が給与所得に上乗せになりますが、資金確保と①の二次相続対策を加味して提案しました。
母には小規模企業共済に加入してもらい所得税対策+死亡時の退職金(非課税規定あり)の対応をとりました。

case2
父が生前に不動産の売却の契約をした後に相続が開始。
父が所有する不動産を2,000万円で売買する契約締結後に相続が開始しました。
契約手付金200万円は父の口座に入金済みです。相続人の長男、次男も売却には合意していたので売却不動産だけの分割協議書を作成し、長男が相続して売却し残代金1,800万円を受取りました。
売却不動産の購入金額は先代からの相続物件で不明です。
解決ポイント

遺産分割は、相続財産のうち一部についてすることができます。
但し、同じ財産について異なる内容の分割協議をすると、その行為は贈与税の対象となります。
この案件で一番大切なことは、誰が譲渡所得税の申告をするかという点です。

解説

売却の契約をした不動産の相続税法上の取扱いは、手付金200万円は父の口座に入金いているので預貯金として評価され、残代金1,800万円は未収金として評価されます。土地としては財産評価できません。
一番大切なのは誰が所得税の申告をするかです。
通常、売却物件を引渡した長男が譲渡所得の申告をします。
この場合の税金は(2,000万円-100万円)×20%=380万円です。
(仲介手数料、契約書印紙代等は省略しています)(取得価額が不明な場合は譲渡価額の5%を取得費とします)

所得税の取扱いでは譲渡の申告は原則決済日ですが、契約日ですることもできます。
契約日の所有者は父ですので、父で申告した場合の税金は(2,000万円-100万円)×15%=285万円となります。税率20%と15%の違いは住民税の5%です。住民税は所得税申告年分の翌年に課税されます。
但し翌年の1月1日に生存していることが前提です。この結果95万円の住民税が回避できます。
さらに父で申告すると父の納税すべき譲渡所得税285万円が相続税の申告の際に、債務控除となり相続財産からマイナスできます。相続税の税率は課税価額によって異なりますが10%~50%です。
最大285万円×50%=142.5万円相続税が減少します。住民税95万円と合わせると237.5万円です。
但し、死亡の場合に相続人が行う所得税の確定申告の申告期限は、死亡の日から4ケ月以内です。

相続という非日常的な場合には税務の世界でも非日常的は発想が必要となります。

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